ストックフォトを始めるには
ストックフォトを始めるには、最低限の機材と基本的な知識が必要です。ここでは、必要な道具・売れやすいジャンル・注意すべきポイントを紹介します。
必要なもの
ストックフォトは、プロのカメラ機材がなくても始められます。スマホでも十分なクオリティの写真が撮れるため、まずは手持ちの機材で始めてみましょう。
- カメラ/スマホ:
一眼・ミラーレスが理想だが、スマホでも十分。
RAW撮影できると編集の自由度が上がる。 - PCまたはタブレット:
画像の編集やキーワード入力に使用
ストックフォトサイトへのアップロードもPCのほうが作業しやすい - 編集ソフト:
Lightroom/Photoshop(有料)
GIMP・Canva(無料)
初心者におすすめの撮影ジャンル
初心者がストックフォトを始めるなら、需要の高いジャンルを狙うのがコツです。以下のようなテーマは、企業や個人のブログ、広告などでよく使われます。
- ビジネス・オフィス系(会議、PC作業、握手シーン など)
- ライフスタイル(日常のシーン、買い物、料理 など)
- フード・飲み物(カフェ、料理、食材 など)
- 背景・テクスチャ(木目、布、シンプルな壁紙 など)
- 抽象的なコンセプト(成功、成長、挑戦 などを表す写真 など)
ポイント
「特定のシチュエーション」よりも、「汎用的に使える写真」のほうが売れやすい傾向があります。例えば、シンプルな背景素材やテーマのある風景の写真は、さまざまな用途で活用されやすいです。
著作権や商標に注意
ストックフォトでは、著作権や商標のルールを守ることが重要です。審査でリジェクトされる原因にならないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ブランドロゴや商品名が写り込んでいる
AppleやNikeなどのロゴが入った画像はNG(ボカシ加工すればOK) - 人物が写っているのに「モデルリリース(肖像権の許可)」がない
人物が写っている写真は、被写体本人の許可(モデルリリース)が必要 - 建物やアート作品にも著作権がある
有名な建築物(東京タワー、エッフェル塔の夜景など)は商用利用NGの場合あり
ポイント
初心者は、「ロゴや人物が写っていない写真」から始めるのが安全です。例えば、風景写真や食べ物の写真なら、著作権の問題を気にせず投稿しやすいです。
まとめ
ストックフォトを始めるためには、基本的な機材と正しい知識が必要です。特に、売れやすいジャンルを選び、著作権ルールを守ることが成功のカギになります。まずは身近なものを撮影し、少しずつ投稿を始めてみましょう!
次のステップ
そもそもストックフォトとは? はこちら
投稿・販売のコツを知りたい方はこちら
ストックフォトで作品を投稿する際は、LightroomやPhotoshopでの
色調補正やトーン調整が作品の印象を大きく左右します。
編集で明るさ・色味を整えるだけでも、審査の通過率が高まるケースがあります。
仕上げ作業には、RAW現像から最終仕上げまで一括で行える
Adobe Creative Cloudフォトプランがおすすめです。
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自分の作品ジャンルや収益目標に合わせて、ストックフォトサービスを選びましょう。複数のサービスをうまく使い分けることが、収益アップへの近道です。
以下のストックフォトサイトの中から気になるサービスを選び、まずは実際に登録して行動に移してみましょう。
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Shutterstock:世界中に作品を届けたい人向け
写真AC:気軽に始めたい初心者向け
ストックフォトは「まず始めてみる」ことが何より大切です。
少しずつ投稿を続けながら、自分の得意なジャンルや売れやすい傾向を見つけていきましょう。


