投稿するサイトを選ぼう
ストックフォトを始める際に重要なのが、どのストックフォトサイトに投稿するかということです。サイトによって審査の厳しさや売れやすさが異なるため、自分に合ったサイトを選びましょう。
初心者におすすめのサイト
- Adobe Stock
世界的に有名で単品販売の報酬が高い。審査はやや厳しい。 - PIXTA
日本市場向けで定額制ダウンロードがあります。 - Shutterstock
世界中のクリエイターが利用し、定額制+単品販売がある。審査はやや厳しい。 - 写真AC
日本の無料素材サイト、ダウンロード数に応じた報酬。 - 123RF
海外向け、報酬単価はやや低め。
複数サイトに投稿してOK!(1つに絞る必要はない)
ストックフォトサイトは、1つに絞る必要はありません!
むしろ、複数のサイトに投稿することで売上を最大化できます。
例えば…
・ 「Adobe Stock」+「Shutterstock」+「PIXTA」 バランスよく販売できる
・ 「写真AC」+「PIXTA」 日本市場向けに強い
・ 「Shutterstock」+「123RF」 海外向けに売れるチャンスを増やす
売れるためのコツ
ストックフォトで売れるようになるためには、投稿するだけではなく、戦略的に進めることが大切です。ここでは、売れるためのコツと今後の進め方について解説します。
① 最初の10枚を投稿してみよう
ストックフォトを始めたばかりの頃は、最初の10枚を目安に投稿してみましょう。数枚で結果を求めるのは難しいですが、投稿数が多ければ多いほど、チャンスが広がります。
バリエーションを持たせる
最初に投稿する10枚は、テーマを絞りつつも、いろんな角度やシチュエーションで撮影したものをアップロードしましょう。例えば、ビジネス系の写真を撮影する場合、「会議」「PC作業」「オフィスの風景」などバリエーションを持たせると、ユーザーに選ばれやすくなります。
品質重視
最初の投稿が評価されると、その後もより多くのダウンロードが見込めるので、クオリティは最も重要です。最初は少し手間がかかるかもしれませんが、しっかりと編集や加工をして、清潔感のある写真を選びましょう。
② 審査に落ちても気にしない
ストックフォトサイトでは、審査に落ちることもあります。特に初心者のうちはリジェクトされることが多いですが、それは成長の一環です。重要なのは、落ち込まずに次に活かすことです。
リジェクトされる理由
- 画質が不十分(ぼけている、ピンボケ、ノイズが多い)
- 不適切なコンテンツ(著作権や商標に違反している、過度な加工がされている)
- 構図やテーマが不明確(何を伝えたいのかわかりにくい)
リジェクトへの対処法
- フィードバックを確認
審査後には、リジェクトされた理由が記載されていることがあるので、それを参考に改善します。 - 修正・再投稿
リジェクト理由に従い、写真を修正して再投稿しましょう。例えば、明るさを調整したり、構図を変えるなど。 - 他の素材を試す
最初に投稿したものがリジェクトされても、別のアングルやテーマを試すことも有効です。
③ 継続投稿が成功のカギ
ストックフォトで成功するためには、継続的に投稿を続けることが最も重要です。最初は結果が出なくても、続けることで収益が安定していきます。
定期的な投稿が大事な理由
- サイト内での露出が増える
定期的に新しい写真を投稿することで、サイト内での露出が増え、より多くのダウンロードを得るチャンスが広がります。 - 投稿数が多いほど、売れる確率が高まる
1つの写真だけでは売れないことが多いため、多くの素材を投稿することで売れるチャンスが増えます。例えば、人気のあるカテゴリに何度も投稿することで、徐々に目を引く素材を見つけてもらえます。 - 自分のスキルやスタイルが向上する
投稿を続けることで、自分の写真やイラストのクオリティが向上します。新たな撮影技術や編集技術を習得し、より売れる写真を作る力がつきます。
まとめ
ストックフォトで売れるためには、最初の10枚を投稿し、バリエーションを持たせることが大切です。また、審査に落ちても気にせず、改善を繰り返しながら投稿を続けることが成功への近道です。定期的に投稿することで、だんだんと売れやすい素材が見つかり、安定した収益を得ることができます。
継続は力なり!毎月少しずつでも投稿を続け、成果を積み上げていきましょう!
次のステップ
投稿前の準備をもう一度チェック
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ストックフォトで作品を投稿する際は、LightroomやPhotoshopでの
色調補正やトーン調整が作品の印象を大きく左右します。
編集で明るさ・色味を整えるだけでも、審査の通過率が高まるケースがあります。
仕上げ作業には、RAW現像から最終仕上げまで一括で行える
Adobe Creative Cloudフォトプランがおすすめです。
ストックフォトサイトの登録のご案内
自分の作品ジャンルや収益目標に合わせて、ストックフォトサービスを選びましょう。複数のサービスをうまく使い分けることが、収益アップへの近道です。
以下のストックフォトサイトの中から気になるサービスを選び、まずは実際に登録して行動に移してみましょう。
Adobe Stock:高品質で高単価を狙いたい人向け
PIXTA:国内需要を取り込みたい人向け
Shutterstock:世界中に作品を届けたい人向け
写真AC:気軽に始めたい初心者向け
ストックフォトは「まず始めてみる」ことが何より大切です。
少しずつ投稿を続けながら、自分の得意なジャンルや売れやすい傾向を見つけていきましょう。


