このブログでは、池田城跡公園を中心に、写真や構図の工夫、アクセス方法まで写真付きで詳しく紹介しています。

はじめに

この日は午前中に久安寺で「あじさいうかべ」の撮影を終えたあと、せっかく池田方面に来たならもう一か所まわろうと思い、以前から気になっていた「池田城跡公園」へ向かいました。池田駅で昼食をとり、徒歩でのんびりと約15分。曇りがちの空の下、公園に到着すると、落ち着いた雰囲気と季節の花々に迎えられました。

池田城跡公園について

池田城跡公園は、中世・戦国時代に築かれた「池田城」の跡地を整備した歴史公園で、2000年に一般公開されました。園内には、池田氏の居城をイメージした「櫓風展望休憩舎」や復元された礎石、日本庭園などが整備されており、歴史と自然が調和する落ち着いた空間が広がっています。

公園内は四季折々の花々でも彩られ、今回訪れた6月には紫陽花、花菖蒲、スイレン、ユリなどが咲いており、訪れる人の目を楽しませてくれます。展望台からは池田市の街並みや、新猪名川大橋(通称ビッグハープ)なども望むことができ、散策にも撮影にもぴったりのスポットです。

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木造の門が重厚感を感じさせる南門

撮影メモ : 木造の門が重厚感を感じさせる南門

立派な門構えの南門を、12時過ぎに撮影。曇り空で柔らかい順光に恵まれたものの、影になる部分があったため、もう少しISO感度を上げても良かったかもしれません。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:18mm

木造の門が重厚感を感じさせる南門

撮影メモ : 建物の重厚感を引き出すローアングル構図

南門を上がっていくと池田城の建物を模した「櫓風展望休憩舎」が見えてきます。建物を見上げるように撮影。重厚感を強調したカットになりました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:18mm

緑に囲まれた中に堂々と建つ櫓風の建物

撮影メモ : 緑に囲まれた中に堂々と建つ櫓風の建物

池田城の建物を模した「櫓風展望休憩舎」にピントを合わせ、もみじと組み合わせて和の雰囲気を意識して撮影しました。建物全体を写したかったのですが、来園者が多かったため、下部はあえて構図から外しています。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:38mm

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(c)TECHD画像素材 PIXTA –

展望台から望む池田市の街並み

撮影メモ : 展望台から望む池田市の街並み

展望台に上がると、市街地を一望できる開放的な景色が広がります。奥には、新猪名川大橋(ビッグハープ)も姿を見せてくれました。曇り空のやわらかな光のもと、落ち着いた雰囲気の街並みを撮影できました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:18mm

展望台から望む園内の風景

撮影メモ : 展望台から望む園内の風景

展望台の反対側には、園内を見渡せる開放的な景色が広がっていました。池や芝生広場などをできるだけ画角に収めるよう意識して撮影しています。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:18mm

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(c)TECHD画像素材 PIXTA –

ユリと礎石が彩る芝生広場

撮影メモ : ユリと礎石が彩る芝生広場

芝生広場では、復元された礎石と一面に咲くユリの花が印象的でした。背景に見える新猪名川大橋(ビッグハープ)の姿も特徴的だったため、風景の一部として構図に取り入れました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:31mm

池田城跡公園をゆっくり楽しむなら、伊丹空港周辺エリアでの宿泊もおすすめです。

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清らかな印象があるユリのクローズアップ

撮影メモ : 清らかな印象があるユリのクローズアップ

池の前に咲くユリの中から、真っ白な一輪にピントを合わせて撮影。背景をやわらかくぼかし、花の立体感を引き立てました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:135mm

水面に広がるスイレンの花と葉

撮影メモ : 水面に広がるスイレンの花と葉

公園中央の池にはスイレンが静かに浮かび、透明度の高い水面に花が映える美しい光景がありました。その光景を切り取ったかたちで撮影しました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:135mm

紫色の色合いが映える花菖蒲

撮影メモ : 紫色の色合いが映える花菖蒲

南門から階段を下りた先で、花菖蒲が出迎えてくれました。曇り空のやわらかな光が、落ち着いた紫色の花びらを引き立ててくれたので、花の質感が伝わるようなやや引き気味の構図で撮影しました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:31mm

人の少ない道沿いに咲いていたあじさい

撮影メモ : 人の少ない道沿いに咲いていたあじさい

花菖蒲の近くでは、道沿いに紫陽花が静かに咲いていました。人通りも少なかったため、落ち着いた雰囲気を残しつつ、奥行きが感じられる構図を意識して撮影しました。

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/250秒
ISO:100
焦点距離:26mm

フォトギャラリー内の写真はすべてAdobe Lightroomで編集を行っています。

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Adobe Lightroom

当日の天候と撮影の工夫

  • 天候は「曇り時々日差し」。柔らかい光のおかげで、被写体の質感が優しく表現できました。
  • 櫓風の建物は、見上げ構図や引きの構図で撮影し、重厚感を意識しました。
  • 展望台では、街並み、公園全体を広く切り取ることを意識して構図を選びました。
  • 花の撮影では、絞りを開け気味にして背景をぼかし、主役の花を際立たせるよう工夫しました。

アクセス

阪急池田駅から徒歩約15分。駅からのんびり歩ける距離で、駅前にランチスポットも多く立ち寄りやすかったです。

まとめ

池田城跡公園は、歴史のある城跡と自然が調和した美しいスポットでした。特に、櫓風展望休憩舎からの眺めや、季節の花々が咲き誇る庭園風の園内は、どこを切り取っても絵になります。

次に訪れるときは、晴れた青空のもとや紅葉の季節も狙ってみたいところです。一眼カメラはもちろん、スマホでも十分楽しめる撮影スポットなので、ぜひカメラ片手に立ち寄ってみてください。

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