はじめに
Pinterestは、ストックフォト作品の魅力を視覚的にアピールしやすいSNSとして注目されています。
私自身もPinterestでピンを作成して、ブログの記事の公開の時、ストックフォトの写真やベクター素材の作品などを公開しています。
特にAdobe Stockなどで写真やイラストを販売している方にとって、作品ページへの導線を作れるツールとして活用価値が高いのが特徴です。
この記事では、Canvaを使ってPinterest用の縦長画像を簡単に作る方法と、クリックを誘うためのデザインのコツを初心者向けに解説します。
なぜPinterestに投稿するべきなのか?
Pinterestは、単なるSNSではなく画像検索型の“ビジュアル検索エンジン”です。
投稿したピン(画像)は長期的に検索され続けるため、以下のようなメリットがあります。
- 検索で作品が見つかりやすい(Google画像検索経由での流入もあり)
- 自分のブログやAdobe Stockなどのストックフォト販売ページにリンクできる(作品の販売導線が作れる)
- 写真やイラストの“使用シーン”を伝えやすい(ビジュアルで提案できる)
CanvaでPinterest用画像を作るステップ
Step 1:サイズを設定
➡ https://www.canva.com/ にアクセス
ログインをして、Canvaで「Pinterestピン」を検索すると、推奨サイズ1000×1500pxの縦長テンプレートが多数表示されます。
テンプレートを使えば構成も整っていて時短になります。


Step 2:ストック作品を配置
自分が写真ACなどに出品している写真やイラストをアップロードし、テンプレート画像と差し替えます。
被写体のインパクトが伝わるよう、大胆に大きく見せるのがポイントです。

Step 3:キャッチコピーを入れる
Pinterestでは、画像内のテキストも検索対象になります。ストックフォトを販売している場合は、著作権保護のために透かしを入れておくと安心です。作業が終わりましたら、データをダウンロードしましょう。

たとえば
- 「新緑の背景素材」
- 「和風の街並みイラスト」
- 「無料で使える木漏れ日の写真」
といったように、キーワードを意識したコピーにすると効果的です。
Step 4:ロゴやブランド感を加える(任意)
シリーズ化して投稿する場合は、同じフォント・カラー・ロゴ位置を統一することで「あ、この人の作品だ」と視覚的に覚えてもらえます。
魅力的に見せるためのデザインのコツ
Pinterestでは「目に留まること」が最優先です。以下のようなポイントを押さえると、クリックされやすくなります。
コツ | 解説 |
---|---|
文字は中央または上寄せ | スクロール中でも読みやすい配置 |
色のコントラストをつける | 写真と文字の色が被らないよう工夫 |
情報は詰め込みすぎない | 伝えたいのは“1つの魅力”に絞る |
フォントは読みやすく | ゴシック系 or 太字推奨。手書き風は要注意 |
CanvaにはPinterest向けのテンプレートが豊富にあるので、「blog pin」や「vertical banner」などの英語検索を活用しましょう。
Pinterestに投稿する時に気をつけたいポイント
Canva画像にURLを入れてもクリックできない
Pinterestのピン画像にURLを入れてもリンクとしては機能しません。
投稿時に「リンクURL」を別途入力することで、ブログや写真ACページに誘導できます。

Altテキストや説明文にキーワードを含める
投稿時に設定できるタイトル・説明文・Altテキスト・タグにも、作品名や用途(例:和柄背景/春の風景素材)を含めておくと、検索に強くなります。

ボードの設定とキーワードも意識しよう
作成したピン画像は、関連性のあるボードに整理して保存しましょう。
たとえば「風景写真の背景素材」「春のブログデザイン」など、ピンのテーマと合ったボード名にしておくと、Pinterest内検索や関連表示で見つかりやすくなります。
ボードの説明欄にも、適度にキーワードを入れておくとSEO効果が高まります。
私自身もボードを作成してテーマごとに整理しています。

Pinterestのプロフィールページはこちら
まとめ
Canvaを使えば、Pinterest用のピン画像も手軽に、かつおしゃれに作れます。
テンプレートを活用すれば、初心者でも視線を集める“縦長デザイン”を簡単に作成可能。
Pinterestの特性を活かしながら、あなたのストック作品を見てもらうチャンスを広げていきましょう!
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