NEWoMan高輪「LUFTBAUM(ルフトバウム)」とは?

2025年9月12日に開業した「NEWoMan高輪」の28階と29階に、新しい展望施設「LUFTBAUM(ルフトバウム)」が誕生しました。コンセプトは「都心の別荘」。世界でも珍しい500本以上もの本物の植物が配置され、日本の四季を感じられる空間が広がります。さらに、時間帯によって音楽が変化する音響演出も施されており、都会の真ん中でゆったりと過ごせる癒やしのスポットです。

展望スペースは「翠の庭」と「山吹の庭」の2つ。都心のビル群と東京湾の両方を楽しめる眺望は、この施設ならではの魅力です。

アクセスと基本情報

  • 場所:NEWoMan高輪 NORTH棟 28階・29階
  • 最寄り駅:JR「高輪ゲートウェイ駅」改札より徒歩1分/泉岳寺駅からも徒歩3分
  • 開放時間:8:00〜24:00(一部施設は11:00〜)
  • 入場料:無料

実際に訪れた際は、高輪ゲートウェイ駅の改札を出て数分でNorth側の入り口に到着し、そこからエレベーターで28階へ。休日の午後で混雑していましたが、約30人の列に並んでから展望階に到着するまで12分ほどと、比較的スムーズにアクセスできました。

詳しくは、NEWoMan高輪 公式サイトをご覧ください。

翠の庭からの眺望|都市を一望する広がり

「翠の庭」からは、東京の都市景観を広く見渡すことができます。正面には再開発中の高輪ゲートウェイ駅前エリアが広がり、「THE LINKPILLAR 1 South」がそびえ立つ姿は、都市の変化を象徴する眺めです。

遠方には武蔵小杉のタワーマンション群が見え、都市が環状に広がっていく様子を実感できます。渋谷、新宿、六本木ヒルズといった主要なビル群も一望でき、まるで東京の都市地図を立体的に俯瞰しているかのよう。

手前にはグランドプリンスホテル高輪の緑豊かな敷地が広がり、都市の硬質なビル群と自然が共存する景観を写真に収めることができました。

左側は高輪ゲートウェイ駅前にそびえる「THE LINKPILLAR 1 South」と高輪の街並み。手前の緑の先にはグランドプリンスホテル高輪の建物が見えます。
左側は高輪ゲートウェイ駅前にそびえる「THE LINKPILLAR 1 South」と高輪の街並み。手前の緑の先にはグランドプリンスホテル高輪の建物が見えます。

武蔵小杉のタワーマンション群や山々を遠くに確認でき、都市の広がりを感じられる眺め。
武蔵小杉のタワーマンション群や山々を遠くに確認でき、都市の広がりを感じられる眺め。

渋谷・新宿・六本木ヒルズなど、東京を代表する高層ビル群が並ぶ方向。都市景観を俯瞰するには絶好のポイントです。
渋谷・新宿・六本木ヒルズなど、東京を代表する高層ビル群が並ぶ方向。都市景観を俯瞰するには絶好のポイントです。

新しいランドマークが次々と生まれる渋谷エリアの高層ビル群。
新しいランドマークが次々と生まれる渋谷エリアの高層ビル群。

山吹の庭からの眺望|東京湾とウォーターフロント

一方、「山吹の庭」からは、東京湾側の風景を広く望むことができます。足元には東海道新幹線や山手線が走り、列車が行き交う様子を真上から見られるのは迫力があります。

視線を遠くに移すと、勝どきや晴海のタワーマンション群、さらにはお台場のフジテレビ本社ビルなど、ウォーターフロントならではの景色が広がります。麻布台ヒルズの高層ビルや、ビルの隙間から顔を出す東京スカイツリー、そしてレインボーブリッジなども確認でき、昼と夜で異なる表情を楽しめるのが大きな魅力です。

「翠の庭」が都市の広がりを象徴する眺めだとすれば、「山吹の庭」は海と都市が交わる、東京のもう一つの表情を見せてくれる場所です。

山吹の庭から引いた構図。東京のウォーターフロントを代表するレインボーブリッジも見えます。
山吹の庭から引いた構図。東京のウォーターフロントを代表するレインボーブリッジも見えます。

東京湾岸エリアの高層住宅街。近年の都市変化を実感できる眺め。
東京湾岸エリアの高層住宅街。近年の都市変化を実感できる眺め。

東京湾越しにお台場方面を眺望。都市と海のコントラストが楽しめます。
東京湾越しにお台場方面を眺望。都市と海のコントラストが楽しめます。

麻布台ヒルズを中心とした都心の高層ビル群。最新の東京のランドマークが一望できます。
麻布台ヒルズを中心とした都心の高層ビル群。最新の東京のランドマークが一望できます。

高層ビルの隙間から東京スカイツリーが顔を出す、ちょっとした発見も。
高層ビルの隙間から東京スカイツリーが顔を出す、ちょっとした発見も。

下を見下ろすと新幹線が走る様子が見えます。
下を見下ろすと新幹線が走る様子が見えます。

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月白の庵について

28階には「月白の庵(げっぱくのいおり)」という和の空間もあります。京都の古民家から出た古材を使った内装で、畳と緑が調和した落ち着いた雰囲気が特徴です。現在はアートブランド「HERALBONY」による「縁. en.」展が開催されており、”縁側”をテーマに人と人がつながる場として表現されています。

詳細は公式サイトで紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

月白の庵 – NEWoMan高輪フロアガイド

撮影スポットとしての魅力と注意点

この展望施設は、写真愛好家にとっても大きな魅力があります。都市と自然を組み合わせた構図、鉄道を絡めたダイナミックな写真、そして夕景や夜景に映えるランドマークなど、撮影テーマは豊富です。

ただし注意点として、ガラス越しの撮影では映り込みの可能性があるため、レンズをできるだけガラスに近づけて撮影する工夫が必要です。また、窓ガラスには多くの人が触れるため手垢が気になりました。撮影の際は、比較的きれいな部分を探すのが良いでしょう。一眼レフの持ち込みは問題ありませんでしたが、三脚の使用はスペースや混雑を考えると控えた方が良さそうです。

訪問時の注意点と楽しみ方

休日の午後に訪問した際は、エレベーター待ちは30人ほどでしたが、係員の適切な誘導もあり、展望階到着までは12分程度とスムーズでした。人の流れは多いものの、展望スペース内には腰掛けられる場所があり、さらに28階フロア全体にも椅子が所々に設置されているため、撮影の合間に休憩しながらゆったり過ごすことができます。
展望階で流れる心地よい音楽も相まって、眺望とともに都会の中でくつろげる体験が得られました。

写真編集に便利なフォトプラン

Adobe Creative Cloud フォトプラン

まとめ|都市と海を一度に楽しめる新名所

NEWoMan高輪の展望施設「LUFTBAUM」は、都市のビル群と東京湾の両方を楽しめる新しいスポットです。

「翠の庭」で都市を俯瞰し、「山吹の庭」で海と街の景観を眺め、さらに「月白の庵」で和の空間に触れる。それぞれに異なる魅力があり、訪れるたびに新しい発見がありそうです。

アクセスの良さと無料で楽しめる手軽さも大きなポイント。東京の最新展望施設として、観光にも撮影にもおすすめできる場所です。

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