はじめに
地上273メートル、横浜の街と海を一望できる展望フロア「スカイガーデン」。
今回は昼間の快晴に訪れ、眼下に広がる港町・横浜の風景を記録しました。
海、街、そしてそこに流れる時間のすべてが一望できるスカイガーデン。
ここでは、実際に撮影した写真とともに、印象的だった景色を紹介していきます。
スカイガーデンとは?
横浜ランドマークタワー69階に位置する展望フロア「スカイガーデン」は、地上273mの高さから360度のパノラマを楽しめる場所です。
リニューアル後は、横浜の歴史や文化を学べる展示も加わり、観光だけでなく“学びの展望台”としても魅力を増しています。
上昇時には日本最速級のエレベーターが一気に69階まで駆け上がり、耳がツンとする感覚とともに空の世界へ。
到着すると、壁一面のガラス越しに、青空と海が広がります。
海の広がりと港の象徴

まず目を引くのは、横浜港のシンボル的な風景。
手前には歴史的建造物の赤レンガ倉庫、その奥には客船が停泊する大さん橋が海に突き出すように見えます。
近代的な港湾施設とレンガ造りの建物が並ぶコントラストが、横浜らしい情緒を感じさせます。
都市のスケールと街の広がり

視線を内陸に向けると、横浜駅周辺へと連なる巨大なビル群が広がります。
一つひとつのビルは大きいのに、上空から見るとまるで都市模型のようです。
この日はある程度、遠くまで見えましたが、空気が澄んだ時は、さらに遠くまでくっきりと風景が見渡せる感じがしました。
上空からの発見とディテールの面白さ
汽車道とヨコハマエアキャビン

手前に見える白い橋が汽車道。その横にはヨコハマエアキャビンが空中を移動しています。
上空から見ると、海の上を渡るゴンドラの動きがよくわかり、まるでミニチュアのようです。
街の遠景と横浜スタジアム

遠くに見えるのは、青色が特徴的な横浜スタジアム。
上空から見ると、屋上の造りや建物の密度がよくわかり、普段の地上目線では気づかない街の構造が見えてきます。
駅周辺のジオラマのような風景

桜木町駅や動く歩道周辺を見下ろすと、人や車の流れがミニチュアのよう。
街の動きを感じられる視点で、上から眺めると一つの都市として、生命感が伝わってきます。
山下公園と海沿いの風景

遠くには山下公園の緑と、横浜マリンタワーや複雑に交差する高速道路。
港町らしいスケールの広がりと、都市の息づかいを感じる光景です。
横浜ブルーの海とベイブリッジの絶景

横浜らしさを象徴するこの風景。
大観覧車「コスモクロック21」、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、そしてその奥に横浜ベイブリッジが一直線に伸びています。
晴天の青空と海が重なるこの光景は、昼間ならではの透明感に満ちています。
展望カフェで過ごす昼のひととき
スカイガーデンには「スカイカフェ」が併設されており、ドリンクを片手に絶景を眺めながら休憩できます。
昼間は光がたっぷり入るので、カフェ席からの眺めもゆったり感じられます。
撮影の合間に、少し腰を下ろして景色を眺める時間もおすすめです。
スカイカフェについてはこちら
まとめ|何度でも訪れたくなる空の展望台
ランドマークタワー・スカイガーデンからの昼の眺めは、スケールの大きさと細部の発見が共存する特別な景色でした。
横浜の街は常に変化していますが、この高さから見下ろすと、その成長と歴史がひとつの風景としてつながっているのがわかります。
展望台から見る景色は、まさに「ジオラマ都市・横浜」。
一枚一枚の写真が、時間とともに街の記録になるー そんな場所です。
今回の撮影は昼景でしたが、今度は夜景を撮影しに行きたいと思います。
アクセスメモ
- 所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1(横浜ランドマークタワー69階)
- 最寄駅:
・みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約3分
・JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道で徒歩約5分 - 営業時間:10:00〜21:00(最終入場20:30)
※特定日は22:00まで営業の場合あり - 公式サイト:スカイガーデン公式ページ
※記事は訪問当時(2025年10月)の情報をもとにしています。営業時間などは変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
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