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この記事はこんな人におすすめです
- LightroomのAIノイズ除去を使ってみたい方
- ストックフォトの審査に通る写真編集を知りたい方
- 実際にAI機能で画質を改善した体験談を読んでみたい方
ノイズでストック審査に落ちた経験、ありませんか?
ストックフォトに投稿していると、たびたび目にする「品質の問題」という審査コメント。私もAdobe Stockに夜景写真を投稿したところ、「ノイズなどが原因で技術的に不十分」との理由で却下されてしまいました。
実際の審査コメントには、次のような内容が書かれていました:
画像の技術的品質に影響がある一般的な問題には、露出の問題、ソフトフォーカス、過剰なフィルタリングまたはアーティファクト/ノイズなどがあります。

今回投稿したのは、レインボーブリッジを写した夜景写真。暗部にノイズが出やすい条件で、ISO感度もやや高め。見た目にはそこまで気にならないものの、Adobe Stockの審査基準では「ノイズの有無」が明確にチェックされていると感じました。
AIノイズ除去とは?Lightroom Classicに搭載された革新的ツール
Lightroom Classicには、2023年以降のアップデートでAIを使ったノイズ除去機能が搭載されました。これは従来の「輝度ノイズ軽減」とは異なり、AIが画像の構造や細部を解析しながら、ノイズだけを選んで除去するという高精度な技術です。
特に効果を発揮するのが、暗所・高感度撮影・夜景などの写真です。これまでなら、ノイズ除去しすぎてディテールがのっぺりしていた場面でも、輪郭や質感をしっかり残して処理できる点が大きな進化です。
Before / Afterで見るノイズ除去の効果【比較画像あり】
以下の写真は、同じRAWデータからLightroom Classicで現像して拡大したものです。
Before(ノイズ除去前):ビルの壁面や空の部分にザラつきが見られ、全体に粗さが残る
ノイズ除去前の画像。高感度撮影で目立つノイズが、審査落ちの原因になったと思われます。

After(ノイズ除去後):ノイズが滑らかになり、夜空や建物の質感が自然なままクリアに
ノイズ除去後の画像。滑らかな仕上がりで、建物や空も自然な描写になりました。

この処理をした写真を再度Adobe Stockに提出したところ、無事に審査を通過しました! やはりノイズの軽減は大きなポイントだったように思います。

通過した写真はこちら: 夜景 都市風景とレインボーブリッジ(Adobe Stock)
LightroomでのAIノイズ除去のやり方(手順解説)
- Lightroom Classicで写真を開き、「ディテール」パネルを選択
- 「ノイズ除去(AI)」というボタンをクリック
- スライダーで強さを調整
- プレビューを確認後、「適用」→ DNGとして新ファイルが生成される
※この処理には数十秒〜数分かかる場合があります。お使いのパソコンによっては高速に処理可能です。

ノイズ除去を使ったらAdobe Stock審査に通るようになった話
同様の編集を他の夜景写真にも施した結果、以下の写真は無事にAdobe Stockで採用されました。
福岡市の街並みと福岡タワーの夜景
ノイズ除去で暗部のザラつきを抑え、全体に滑らかさが出ました。

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「不自然な処理をしていないこと」と「ディテールを維持していること」が評価されたポイントではないかと感じています。
まとめ|AIノイズ除去は、ストックフォトにこそ活かすべき
ストックフォトにおける「ノイズの有無」は、審査通過に大きな影響を与える重要な要素です。特に夜景や暗所の写真では、AIノイズ除去の導入で作品のクオリティが一段階アップすることは間違いありません。
Lightroom Classicを使っているなら、この機能を使わない手はありません。ぜひ皆さんも、ノイズが気になる写真を「AIの力で生まれ変わらせて」ストック審査にチャレンジしてみてください。
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