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この記事はこんな人におすすめです

  • 東京で無料の夜景スポットを探している方
  • 一眼カメラやスマホで夜景を撮りたい方
  • 実際に撮影した人のリアルな体験談を知りたい方

はじめに

冬の澄んだ空気の中、東京の夜景を一眼レフで撮るなら―。 私が向かったのは「文京シビックセンター展望ラウンジ」。入場無料にもかかわらず、富士山や新宿の高層ビル群、スカイツリーまで見渡せる、知る人ぞ知る撮影スポットです。

今回は、2024年12月22日、冬の快晴の日に撮影した記録をもとに、混雑状況・撮影の工夫・画像補正のポイントまで紹介します。 カメラ好きな方や夜景スポットを探している方は、ぜひ参考にしてください。

文京シビックセンター展望ラウンジは、2025年3月1日より改修工事のため一時閉鎖中です(再開予定は2026年12月上旬)。

引用:文京区公式サイト

文京シビックセンター展望ラウンジとは?

東京都文京区の「文京シビックセンター」25階にある無料の展望スペースです。 後楽園駅・春日駅に直結し、JR水道橋駅からも徒歩圏内。入場無料で、朝9時から夜20時30分まで開放されており、都市のパノラマ風景が広がります。

西側には新宿副都心と富士山、東側には東京スカイツリー、北側には池袋方面まで望むことができます。

展望ラウンジはガラスが内向きに傾いており、室内照明の反射が非常に少ない構造。夜景撮影には理想的な環境といえます。

撮影の実体験|混雑・三脚の可否・台の活用

私が訪れたのは12月22日、夕方から夜にかけての時間帯。 快晴ということもあってか、展望ラウンジには多くのカメラマンが集まり、場所取り合戦のような状態でした。

展望スペース内では三脚の使用は禁止されていますが、窓際には高さ1メートルほどの台があり、そこにカメラを置いて撮影することが可能です。手持ち撮影をしている方もいましたが、おそらくISOを上げて対応していたようでした。

私はその台に一眼レフを設置し、その場にあわせた設定で撮影。安定性もあり、ブレのない夜景を撮影することができました。

マジックアワーから夜景への移ろいを撮る

この日は昼間から快晴で、富士山がくっきりと見えていました。 日没直後のマジックアワーには、富士山と新宿ビル群がシルエットで浮かび上がる幻想的な光景が広がりました。

空の色がオレンジからブルーへと移り変わり、街に灯りが点り始める瞬間は、まさに冬ならではの醍醐味。ここでは、写真は4点しかありませんが、時間帯の違いを感じられる構成になっています。

スカイツリー方面の夜景も撮影可能

文京シビックセンターからは、東側に目を向けると東京スカイツリーのライトアップも捉えることができます。 こちらも夜になるとビルの明かりと相まって美しい夜景になります。

スカイツリー方面の撮影も台を活用して行いましたが、ガラスの反射はほとんど気にならず、ラバーフードなどの反射対策は必要ありませんでした

夜景撮影でよくあるのが、展望台などガラス越しの風景を撮るときに室内の光や自分の姿が映り込んでしまうこと
そんなときに便利なのが「ラバーフード(遮光フード)」です。

柔らかい素材でできており、レンズに装着してガラス面にぴったり密着させることで、映り込みを防ぐことができます。旅行や展望撮影にも1つあると安心です。

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感想(2件)

Lightroomでの画像補正

撮影した写真はすべてLightroom Classicで仕上げました。 明るさやコントラスト、シャドウの持ち上げなどを調整しつつ、実際に目で見た印象に近づけるよう意識して編集しています。

極端な加工は避け、冬の透明感ある空気感を活かす仕上げを心がけました。

本記事の写真は、Adobe Lightroomで現像・編集を行っています。
色味の調整や画像のノイズ除去などで仕上がりが良くなります。
Adobe Lightroom(公式サイト)はこちら。

Adobe Lightroom

撮影した写真の紹介

この日は、マジックアワーから夜景までを狙って撮影しました。
夜景と合わせて、この“夕焼けから夜への移り変わり”を記録できるのも、快晴日ならではの楽しみです。

富士山と新宿のビル群がシルエットになった東京のマジックアワー風景

撮影メモ富士山と新宿のビル群がシルエットで浮かぶマジックアワーの景色

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1/15秒
ISO:100
焦点距離:135mm

西の空がまだ青く残る時間帯。東京の街に灯りが灯り始める、幻想的な風景

撮影メモ街の明かりとグラデーションの空が調和するトワイライト

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:1秒
ISO:100
焦点距離:50mm

冬の夜、文京シビックセンター展望ラウンジから望む新宿高層ビル群と富士山のシルエットの夜景写真

撮影メモ完全に日が暮れ、くっきりと浮かび上がる高層ビルと富士山

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:4秒
ISO:100
焦点距離:135mm

文京シビックセンター展望ラウンジから撮影した、夜にライトアップされた東京スカイツリーと周囲の街並み

撮影メモ : 東側に位置するライトアップのスカイツリーと街並みの夜景

使用機材:Nikon D3100
絞り:f/8
シャッタースピード:4秒
ISO:100
焦点距離:95mm

今回紹介している写真は、2024年12月末までの撮影分ですので、その点をご承知おきください。

まとめ|今は閉鎖中だが、再開したらまた訪れたいスポット

文京シビックセンター展望ラウンジは、無料でアクセスできるにもかかわらず、夜景撮影において非常に魅力のある場所です。

現在は改修工事中ですが、2026年12月に再開予定とのこと。夜景やマジックアワーの景色を撮りたい方は、ぜひ再開後に訪れてみてください。

今回は限られたカットながら、冬の透明感あふれる夜景と静かな撮影環境の魅力をお伝えできれば幸いです。

アクセス

所在地:東京都文京区春日1‑16‑21、文京シビックセンター25F
アクセス
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅から直結
都営三田線・大江戸線「春日」駅から直結
JR水道橋駅から徒歩約9分
文京区コミュニティバス「B-ぐる」1番停留所も利用可
開館時間:9:00〜20:30
休館日:年末年始(12/29〜1/3)、毎年5月の第3日曜日
入場料:無料
※2025年3月1日〜2026年12月上旬まで改修工事による一時閉鎖予定

引用:文京区公式サイト

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