Adobe Stockでは、すべての素材が厳正な審査を受けています。
現在は日本語にも対応した公式ガイドラインが公開されていますが、内容がやや専門的だったり、初心者には少し難しく感じることもあります。
この記事では、Adobe Stockで作品が審査される際の5つの重要ポイントを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
審査で見られている5つの主なポイント
1. 技術的な品質(Technical Issues)
Adobe Stockの審査でよく指摘される「技術的な品質(Technical Issues)」には、主にピント、ノイズ、ブレ、明るさや色味の問題があります。まず、主題にしっかりピントが合っていることが大前提。ピンぼけ写真は即不合格の対象です。次に、画像全体にノイズ(ざらつき)やブレがないか確認しましょう。特に夜景や暗所での撮影は注意が必要です。また、明るさが適切で、色が極端に不自然でないかも重要なポイント。自然で見やすい写真が求められます。初心者の方は撮影後に拡大表示でチェックし、必要に応じて補正ソフトで調整する習慣をつけると良いでしょう。
- ピントが合っているか
- ノイズやブレがないか
- 小さなゴミなどがないか
- 明るさや色味が適切か
補足:
「Technical Issues(技術的な問題)」という却下理由が出た場合は、写真の画質や露出ミスが主な原因です。
2. 著作権や商標の侵害(IP Refusal)
Adobe Stockの審査では「著作権や商標の侵害(IP Refusal)」も重要なチェックポイントです。例えば、写真にブランドロゴや商品名が写り込んでいると、審査で拒否される原因になります。また、有名な建物やアート作品、キャラクターなど、権利のある被写体が写っている場合も注意が必要です。たとえ観光地でのスナップ写真でも、著作物が特定できるとアウトになることがあります。商用利用が前提のストックフォトでは、第三者の権利を侵害しないことが基本。撮影時は背景までしっかり確認し、写り込みがある場合は修正やトリミング、または撮り直しを検討しましょう。
- ブランドロゴや商品名が写っていないか
- 建物やアート作品など、権利のある被写体が含まれていないか
補足:
たとえばAppleのロゴや、有名ブランド品などは基本的にNG。
許可を得ていない場合は、リリースの提出が必要なこともあります。
3. 類似コンテンツの過多(Similar Content)
Adobe Stockでは、同じような構図や被写体の写真を連続で投稿すると「類似コンテンツの過多」として審査で拒否されることがあります。似た写真を大量にアップするのではなく、構図やアングル、背景を変えるなど工夫して投稿しましょう。
- 同じような構図や被写体の写真を連続投稿していないか
補足:
微妙に構図が違う写真を何枚も投稿すると、「質より量」と判断されてしまい、審査で落とされるケースがあります。
4. モデル・プロパティリリースの提出
Adobe Stockに人物が写った写真を投稿する場合、被写体本人の同意を示す「モデルリリース」が必須です。たとえ後ろ姿や顔が一部でも、個人が特定できる可能性があれば提出が求められます。また、特定の建物や美術品、私有地などが写っている場合は「プロパティリリース」が必要となることもあります。特に著作権や商標権が絡む対象には注意が必要です。リリースがないと審査に通らないため、該当するケースでは撮影前に確認し、必要書類をしっかり準備しておきましょう。
- 人物が写っている場合はモデルリリースが必要
- 特定の建物や美術品なども、場合によってはプロパティリリースが必要
補足:
たとえ後ろ姿でも人物が認識可能なら、リリース提出が求められます。
特にプライバシー保護の観点からも、しっかり対応しましょう。
5. ファイルの形式とメタデータ
Adobe Stockに写真をアップロードする際は、ファイル形式とメタデータの設定にも注意が必要です。まず、画像は高画質のJPEG形式で保存し、圧縮による劣化がないか確認しましょう。低画質や編集後の劣化が見られると審査に通りません。また、タイトルやタグ、キーワードは素材の内容と正確に一致していることが重要です。関係のないワードを入れると、検索結果の信頼性が下がり、審査でもマイナス評価になることがあります。素材の特徴を的確に伝えるメタデータを心がけましょう。
- JPEG形式(高画質)でアップロードされているか
- タイトルやタグやキーワードが素材と合っているか
補足:
タイトルと内容がずれていると検索に引っかかりにくく、審査通過率にも影響します。正確かつシンプルなキーワード設定が重要です。
Adobe公式ガイドラインの確認方法
Adobe Stockでは、コントリビューター向けのガイドやよくある質問(FAQ)が日本語で公開されています。これらの情報は定期的に更新されるため、「Adobe Stock コントリビューター ガイド 日本語」などのキーワードで検索し、公式サイトから最新の情報を確認するのがおすすめです。
まとめ:審査基準を理解すれば合格率は上がる!
Adobe Stockの審査は、感覚ではなく明確な基準に基づいて行われています。
この記事で紹介したポイントを押さえておくだけでも、審査落ちを防げる確率はかなり高くなります。
私もそうでしたが、最初のうちは落ちることもあるかもしれません。
基準を意識して投稿することで、必ず通過率は上がっていきますよ!